vol.45 渋谷「ワタシの甘い

chapter1
My Sweet "Road"...?

7/3の日曜日。相変わらず暑い。頭が疲れると甘いものが食べたくなる。渋谷という街は、前回の武蔵新田編でも書いたけれど、若い頃はあんまり好きじゃなかった。普通に渋谷へ買い物に出かけるのが日常化したのは20代半ばになってからだった。これでも生まれてからずっと渋谷区民だ。

服でもCDでも、いろいろ買いに来る用事はあるけど、ここ1〜2年で俄然増えたのが甘いもの、いわゆるスウィーツ。主に東急フードショーのスウィーツ・ゾーンに足しげく通うようになった。元々甘いもの好きな性分だったので、これは宿命かも。今回は東急東横店の反対側にある「渋谷マークシティ」のウェスト
モール1Fにあるカフェ「Afternoon Tea」へ出かけてみた。2Fには開店したばかりの「神楽坂saryo」もあったが、次の機会に。

ジョージ・ハリソンの名曲『マイ・スウィート・ロード』という曲があるが、僕がよく通うこの渋谷の道もマイ・スウィート・ロード。…もちろんジョージの曲は『My Sweet Load(私の優しい主人)』。

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chapter2
遊歩道にハマる

渋谷へ出てくる時は、決まってバスを選ぶ。それが一番楽。電車で来る場合はよほどの事がない限り新宿を経由しない。明大前で井の頭線を利用する方が安いし、それほど混まないからだ。自宅は歩いても渋谷へ出てこられる場所にあるから、時には歩く事も。今回はバスで来たけど、帰りは何となく歩きたくなった。

渋谷から歩いて帰るコースはいつも変わらないのだけど、「宇田川遊歩道」を見つけたのは本当につい最近の事だ。…宇田川町のウンザリするような喧噪が嘘のように静まり返る裏道。一歩道を向こうへ出れば左は神山町、右はNHKへと続く。古いといえば古いような雰囲気もあり、最近キレイに舗装されたんだなあ、という風でもある。ただひたすら、まだ植え込んだばかりに見える若い苗木の低さが先までずっと広がってゆく風景だけが、この遊歩道を歩く自分に開放感に似た安堵をもたらしてくれる。この遊歩道は、いい遊歩道だと思った。
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chapter-3
極私的裏渋谷

渋谷BEAMの向かい側辺りから始まる遊歩道は、よく見ると大人向けな店が割と多く軒を連ねている。まだ昼間だったのでどこの店に入るでもなくそのまま通り抜けてきたが、この遊歩道は落ち着いていて、いい。こういう遊歩道にもっと出会いたい。こころなしかこの遊歩道を歩いていると暑さも何処かへ忘れられてゆくような気にもなる。

しばらく歩くと富ヶ谷のところで遊歩道が一旦途切れる。一度信号を渡って向こうへ出ないといけない。もうここまで来ると、どこを歩いてものんびりとした散歩が楽しめるのだが、せっかくなので遊歩道の終着点を見届けてゆく事に決めた。

この遊歩道は代々木八幡駅前の商店街を出た所で終わった。意外と長く伸びていたなあと思った。…このまままっすぐ帰宅するのもつまらないので、駅前のガードを潜って、その先へ。実は、元代々木から代々木上原の間にも少し寂れた感じのする遊歩道があるのを以前発見したのだ。更にその先には、よく足を運ぶお気に入りのパン屋がある。決して大きくはない店だが、どのパンも丁寧に焼かれている。そんなとこが気に入ってる。4時半を回ろうとしている。もうすぐバターフランスパンが焼き上がる時間だ。

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