高岩寺とげぬき地蔵尊1
高岩寺とげぬき地蔵尊2
変な果物ばっかり
庚申塔造立五百年を迎えた
第二十三回 荒川線に乗って

お年寄りの原宿、巣鴨に出かけた。境内に露店がある寺に出かけようと思って、とりあえずここだと思ったので、きた(本当は違う場所だけど、この時点では勘違いしている)。

巣鴨地蔵通商店街が見えてきた。駅前に着いた時からすでにお年寄りの多さは目立っていたが、ここにきてその人口は飛躍的。巣鴨の果物屋は、変なフルーツばかり売っている。
都電荒川線「庚申塚」の風景1
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掛線
庚申塚
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巣鴨地蔵通商店街近辺の地図
商店街はもちろんお年寄りが多いけど、若い人も結構いた。どちらかというと、若い女の子が目立った。

名物「豆大福」を横目に、思いのほか広くて長い地蔵通商店街を進むと、間もなく高岩寺へ。ここが「とげぬき地蔵尊」だ。地蔵の体を自分に見立てて、具合の良くない場所を拭くと、悪いトゲが抜けるそうだ。

特に悪い箇所はないけど、出来の悪い頭はいくら何でも直りそうもないなと観念して、先へ行った。

「あれ? 露店のある境内じゃないぞ・・・」

思いっきり勘違いをしていた。実は僕が頭に思い描いていた場所はここではなく、鬼子母神だったらしい。あまりに「間抜け」でシャレにするにも寒いので、そのまま庚申塚の方へ行くことにした。

都電荒川線は、例えば広島の路面電車である広電、高知県の土佐電のようなものだが、さすがに広電や土佐電のように、車と同じ道を走っていることはなく、都電荒川線専用の線路を走っている。車窓から見える景色はほとんど普通の電車に乗っているのと変わらない雰囲気だ。世田谷線とほぼ同じ感覚といえる。

「庚申塚」駅は、ホームに茶屋がある、粋な駅だ。江の電沿線にも、線路のわきを通ってゆく店があるが、どことなくそれを彷佛とさせる。車窓から見える景色も海を除けば、家並を抜けてゆく感覚は似ている。
僕は\160払って早速乗って、鬼子母神へ向かった。
(次回『雑司ヶ谷』編に続く)

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都電荒川線「庚申塚」の風景2
都電荒川線「庚申塚」の茶店